![]() 一般社団法人栃木県手をつなぐ育成会 会長 小島 幸子 |
いつも栃木県の育成会を応援していただきありがとうございます。 来年は、栃木県育成会創立70周年です。先輩の皆さんから引き継いで来たことを後輩の皆さんに引き継いでいくのが、私たちの義務だと考えています。 全国の育成会は、今年で創立73周年です。47都道府県すべてに育成会はあり、さらに8つの政令指定都市と事業所協議会の合計56の正会員で構成されています。当初から「運動の中心は支部におく」とし、都道府県ではなく市町村が中心であるとされて来ています。 政策提言と権利擁護を活動の柱とする手をつなぐ育成会は、国において唯一の知的障害当事者団体です。 育成会が、国に働きかけて実現したことは、障害基礎年金制度の創設、障害児の義務教育化、JR運賃の障害者割引など数多くあります。 国から、意見を求められる団体ですし、栃木県や各市町でも自立支援協議会などの委員になっている会長さんも多いです。 相談支援専門員制度が浸透してきて、日常の不安や困ったことは相談支援専門員に話して一緒に考えていけるようになりました。 また施設にお子さんが入ると、そこの保護者会の活動だけでいいかなと思う方も多いです。 しかし、障害のある人とその家族は、日々なんの悩みもなく暮らしているでしょうか。 特別支援学校卒業後の進路が決まらない、行動障害があり施設から断られて在宅になっている、親なき後の相続などの課題、成年後見制度を利用するタイミングについて、きょうだいの悩み、トラブルで警察のお世話になってしまったなど私のもとにも多くの相談が寄せられています。 地域で顔が見えて、小さい頃からお子さんをお互いに知っている関係。困った時に助け合う。これが育成会活動の良さなのだと思います。 これからも育成会という仲間で、障害のある人の幸せを願って、心一つにし、楽しく活動していけたらと思います。それには会員さんお一人、お一人の力が必要です。 栃木県育成会の会員が年々が減り、財政的に大きな見直しを図る必要に迫られています。 新年度には「育成会のあり方検討委員会」(仮称)を設置し、持続可能な育成会の経営を検討します。 会長の私が先頭きってやるので、どうか皆さま!今後もご協力をよろしくお願いいたします! |
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