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〜つなごう心 深めよう理解 ともに歩もう この一歩から〜

ご挨拶GREETING

育成会の先輩の思いを引き継いで次にバトンタッチしていきたい!!




一般社団法人栃木県手をつなぐ育成会 会長 小島 幸子
 いつも栃木県の育成会を応援していただきありがとうございます。

日頃より育成会の日本昔ばなし(笑)は、あまり聞きたくないと思っていた小島ですが、あるところで聞いた久保顧問のお話が、私の魂に揺さぶりをかけました。久保顧問には、会長時代に栃木県の60周年記念式典においでいただき、育成会活動についてご講演いただいていますし、私も全国の副会長ですので折に触れてご指導をいただいているのですが、久保顧問のお話には、迫力を感じました。
 私たちの育成会は、1952年に全国の育成会が発足し1956年に栃木県の育成会が誕生しました。今よりももっと偏見や差別が激しかった時代にあえて「精神薄弱児」という冠をつけて私たちの先輩は、勇気と英知を結集してスタートを切ったのです。
 それは、我が子をとりまく環境からやむにやまれぬ思いからだったと思います。72年過ぎた今は、どうでしょうか?法律ができてサービスはたくさん増えたけれども、親がいなくてももうこれで安心と思われますか?私は、まだまだ安心できません。
 さて国のさまざまな審議会には、育成会が知的障害者の代表で委員として入っています。私もこども家庭庁や国交省、全社協の会議に出させていただいています。国も育成会の言うことには、耳を傾けてくれます。それは、育成会が全国に支部があるし会員数も多いからなのです。全国の育成会は、皆さんの地域の育成会活動があってこその存在です。
 一方で全国どこに行っても「会員減少」「会員の高齢化」「若い人が入って来ない」という話を聞きます。栃木県も同じ状況で、危機感を感じています。若いお母さんに聞いてみますと学校のPTAの存続すら厳しい状況、みんな働いている、平日も休みの日も長期休業も放課後デイサービスが利用出来ている、施設に入れば施設の保護者会だけでいいのではないか、きょうだいのことも考えたい、親の介護がある、育成会に入ると役員を頼まれるのでは?など。そうか、なるほどなあと思った次第です。
 いろんなことはありますが、新年度がスタートしました。先輩の思いを次の世代にバトンタッチできるように楽しく活動していきます。よろしくお願いします。

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